クラブの楽しみ方 ~準備編~

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~準備編~

クラブってちょっと怖いイメージがありますよね。大音量の音楽の中で、お酒を飲んで、踊って騒ぐのがクラブですが、なんとなく危ない人が多そう、ナンパとかされそう、変なお薬に手を出している人がいそうなどなど、悪いイメージが先行しがちです。ですが、実はクラブは皆さんが思っているよりも健全で楽しいところです。確かに外国人の多い六本木のクラブなどはあまり初心者にはお勧めできない雰囲気がありますが、飲み過ぎず、きちんとルールを守っていれば楽しく快適に過ごすことができるのです。若いうちにしか思いっきり夜遊びは出来ませんし、一度行ったらあの独特の雰囲気に夢中になることと思います。やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい!そんな前向きな気持ちでクラブへ足を運んでみてください!クラブ初心者のあなたに、クラブを楽しむコツや心得を解説します!

クラブとは

クラブとは、簡単に言えばお酒と音楽と踊りをギュッと濃縮した空間で楽しむコミュニティのことを言います。日本には50年以上前から「ディスコ」と言う名の飲んで踊れる場所がありました。欧米の音楽文化の影響により、多数の客が集まって、DJがかける音楽に合わせて踊ったりするディスコの形態が、90年代前後のバブル期から徐々に「クラブ」と呼ばれるようになってきました。その理由は1982年に社会問題化した強姦殺人事件を受け、1984年に風営法が改正されて深夜営業が禁止されたため、その影響を受けて流行とともに徐々に下火になったディスコに代わり、風営法による営業時間規制(風俗店登録をし営業許可を得るディスコは通常24時、東京都では条例により商業地の場合午前1時閉店が義務付けられる)から脱法するために、飲食店登録で摘発されないよう目立たず小規模で、摘発時に店舗が責任を逃れられるように店舗がイベントを運営しているのではなく、オーガナイザー(イベント主催者)を外部委託で運営しているため建前上店舗はイベント内容に関与しないなど、脱法ディスコが「クラブ」と呼ばれることが主流になりました。小規模化したため固有の細分化された音楽性を打ち出した店舗が多くを占めるようになったのも「ディスコ」との違いです。日本以外の他国ではこのような区別はありません。しかし、90年代ちゅう盤にはディスコよりも大型な店舗も乱立し看過できない状況が続いています。営業登録ではディスコとクラブの違いは認められておらず、風営法の申請済みで遵守しているナイトクラブと、無申請で違法にナイトクラブ営業をしている飲食店もあって、後者は風営法違反なため、違法となります。2010年頃からはこの風営法違反の規制が厳しくなっており、各地のクラブで頻繁に摘発が行われています。風営法では無許可で「営利目的で踊らせる」ことで集客し営業を行うことが禁じられており、近年ではその「ダンス」の項目を削除するよう署名運動が行われたり、テクノミュージックに合わせてうどんを踏むことで、「あくまでも踊っているのではなく、うどんを踏んでいる」というスタンスでクラブを盛り上げようとするイベントなどが開かれています。

クラブの種類

クラブは大きい物から小さい物、音楽のジャンル、クラブの性質などから無数に分けることが出来ます。どのクラブにも得意・不得意の分野があり、たった20mしか離れていないクラブでも客層が全く違ったり、その土地の特徴的な雰囲気があったり、常連向けだったり、誰でもウェルカムなクラブだったりと様々なので、最初に行くクラブは自分に遭った雰囲気の場所を選ぶようにしましょう。何事も最初が肝心で、初めて行ったクラブがあまり楽しくない、自分の趣味に合わないようなところだと、以後もクラブを楽しめないと思うので、最初のリサーチは徹底的に行いましょう。沢山あるクラブの中から自分にあった場所を選ぶには以下の3つの方法があります。

クラブの大きさで選ぶ
クラブのことを「箱」と言いますが、収容人数が多い、またはダンスフロアの広いクラブは大箱、逆に収容人員が少なく小規模なクラブは小箱と呼ばれています。東京には渋谷だけに絞っても1000人規模の大箱が20以上、小箱はそれこそ数えきれないくらい沢山あります。小箱は常連さんが多く、店員さんとお客さんの一体感があるのが特徴です。自分も常連になれば楽しいのですが、初めて行ったときにはどうしてもアウェイ感を感じやすく、近寄りがたい雰囲気があるので、最初に行くなら比較的大き目の箱を選ぶことをお勧めします。どうしても小箱から始めたいという方は、行ったことがある人に連れて行ってもらうのが手っ取り早いです。クラブの大きさはホームページなどを見れば大体分かります。ホームページがしょぼいクラブは小箱の事が多いです。
音楽のジャンルで選ぶ
クラブでは、それぞれ流す音楽のジャンルが大体決まっています。オールジャンル系(色んな音楽をミックスして流すクラブ)、ハウス系、ジャズ系、テクノ系、レゲエ系、ヒップホップ系など様々です。ただ、一概にこの音楽だけを流すとは言えず、DJやイベントによって様々な音楽を流すこともあるのですが、基本的には各クラブに得意分野があるので、自分の好きな音楽を得意とするクラブを選んで行くといいでしょう。どんな音楽がいいか分からない、とりあえずクラブの雰囲気を味わいたいという人はオールジャンル系のクラブを選んでみてください。
クラブの性質で選ぶ
クラブは「ナンパ箱」と「音楽箱」の二つに分けることが出来ます。「ナンパ箱」は、音楽よりも出会いを求めて来ている人が多いクラブの事。ナンパされたい、ナンパしたいという方はこちらのクラブを選ぶといいでしょう。「音楽箱」は、出会いよりも音楽や踊りを求めて来ている人が多いクラブの事です。純粋に音楽を楽しみたい、思いっきり踊りたいという方はこちらをお勧めします。ナンパ箱は流れている音楽の質が低いことが多いです。ナンパ箱と音楽箱を見分けるポイントは、音楽のジャンルがオールジャンル系なこと、男女の入場料に差があるかどうかで分かります。オールジャンルで入場料に差がある場合はナンパ箱の事が多いです。女の子同士で初めてクラブに行くという場合などは、音楽箱を選んだ方が安全です。出会い目的の場合でも、音楽箱でも話しかけてきてくれる人はいるので、慣れるまでは音楽箱を選んだ方がいいでしょう。ナンパ箱の傾向としては、センスの悪い奴は容赦なく切り捨てるというような殺伐感があり、音楽箱の傾向としては同じ音楽を愛する仲間同士という仲間意識が比較的強い事が挙げられます。しかし、同じナンパ箱でもクラブによって全く雰囲気が違うので、一概にこうとは言い切れません。クラブのホームページに写真や動画が乗っていることが多いので、それを観て雰囲気を感じ取って選んでください。

行く前の準備

フライヤーやゲストのチェック
クラブの入場料は結構お高いです。3000円~4000円くらいかかります。その他に中で買う飲み物代も掛かるわけですから、入場料はなるべく安く済ませたいもの。クラブには3つの入場方法があります。1つは「DOOR」と言って当日クラブに直接行き、入場料を払って入るというものです。もう1つは「WITH FLYER(W/F)」と言って、お店のチラシを持参して入場するというものです。このチラシはセレクトショップやヘアサロンなどに置いてあるほか、ホームページからプリントアウトできたり、メルマガやスマホのアプリで配信しているものなどもあり、持参すると500円くらい安く入れるので、事前にチェックしておきましょう。3つめは「GUEST」と言い、当日出演予定のDJの知り合いだったり、クラブ関係者の知り合いだったりすると、ゲスト価格で入場できるというもの。入口でゲストの名前と自分の名前を告げて照会してもらう場合が多いです。この方法が一番お得です。DJにもクラブ関係者にも知り合いがいないよ!という人でも、DJのツイッターやFacebookをチェックしたりしてみると、「ゲストできます」などの書き込みがあることもあるので、見逃さないようにしましょう。人気のDJが回す日は前売り券を買わないと当日満員で入れないということもあるので、クラブのHPは事前に必ずチェックしておくことをお勧めします。
同伴者を見つける
初めてクラブに行くときは1人では中々楽しめないものです。できればクラブ経験者の友人に馴染みのクラブに連れて行ってもらうのが一番いいのですが、そういう人が近くに居ない場合には趣味の合いそうな友人を見つけて一緒に行ってもらいましょう。特に初心者の女の子が1人でクラブに乗り込むのはちょっと危険です。慣れるまではお友達と一緒に行くことをお勧めします。また、クラブが盛り上がるのは大抵終電のなくなった深夜1時くらいからです。朝まででも付き合ってくれて、長時間一緒に居ても苦にならない誰かを誘うようにしましょう。
避難場所を確保しておく
先ほども書いた通り、クラブイベントはほとんどがオールナイトで、盛り上がってくるのは終電がなくなってからの深夜の時間帯です。一晩中お酒を飲んで踊って過ごせる人はいいのですが、体力がない女の子だったり、イベントに途中で飽きてしまった場合のことを考え、近くの漫画喫茶やファミレスなど、終電後でも入れて休憩ができる場所を事前に探しておくと安心です。疲れ果てて路上で座り込んでいたり、眠ったりしている人をよく見かけますが、非常に危険なので止めましょう。タクシーで気軽に帰れる距離のクラブを探したり、クラブの近くに住んでいて泊めてくれそうな友達を誘ってみたりしてもいいかもしれませんね。

クラブに行くときの服装は?

多くのクラブ未経験者に聞かれるのが、「どんな服を着て行ったらいいの?」という問題です。ざっくり言ってしまうと「どんな服でもOK」です。オシャレな人もいれば、ジーパンにTシャツのようなラフな格好の人もいますし、B系の格好をした人、場所によってはコスプレした人、露出の激しいお姉さんなんかもいます。特にこれと言った決まりはないですが、男性の場合はハーフパンツやランニングシャツなどだとドレスコードに引っかかって入場できないこともあるので気をつけましょう。また、クラブ内は暑くて人が多いので、大量に汗をかきます。人が密集していてお酒を服にこぼされることも多いので、汚れてもいい服で行く事と着替えを持っていくことをお勧めします。また、一晩中立ちっぱなしで踊ることもありますので、歩きやすい靴、履きなれた靴で行くのがいいと思います。女性の場合はハイヒールの靴は止めておいたほうが無難です。周りの人の足を踏んでしまったりするとトラブルになりかねませんし、靴擦れを起こしたり、脚が疲れたりすると思いっきり楽しめないので、スニーカーレベルの靴にすることをお勧めします。オシャレ度は下がってしまいますが、クラブ内は暗いですし、足元を見る人も少ないのであまり気にならないと思います。イベントの特色や、クラブの雰囲気などによってどんな服装の人が多いのかは変わってきますし、これが正解という服装はありません。周りの人たちもそんなに人の服装に目をやったりしないので、気軽に動きやすい格好で行けば大丈夫です。

クラブって怖い所なの?

やっぱりクラブっていうとちょっと怖いイメージがありますよね。大人のための夜の遊び場ですから、多少なりとも怖そうな人はいます。ですが、そういう人たちが絡んで来たりすることはあまり無いですし、絡んできたとしてもはっきりと「NO!」と答えれば諦めて違う人のところに行ってくれます。そういう人には近づかないこと、こちらも近づいてほしくないというオーラを出すことが大切です。それよりも一番怖いのは楽しくて飲み過ぎてしまうことです。お酒を飲むのは悪い事ではありませんが、前後不覚になるくらい酔っぱらって他のお客さんやクラブに迷惑をかけたりしないよう、お酒はほどほどにしましょう。クラブの床に吐いてしまう人をたまに見ますが、相当恥ずかしいですし非常に煙たがられます。また、酔って寝てしまったりするのはやはり色々と危ないので気をつけましょう。とはいえ、現在のクラブは取り締まりが厳しくなって、以前よりずっと健全になりました。きちんとルールを守って遊べばそんなに怖い所ではないので、気負わずにまずは一歩踏み出してみてください。

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